ヴァーチャル工場見学(鶴見工場)について
ヴァーチャルで小学校やおうちでも工場見学していただけるよう、焼却工場の仕組みについてご紹介します。
焼却のしくみと公害対策
鶴見工場では、ごみ処理にあたり、環境への負荷を少なくするために様々な公害防止装置を導入しています。
ここでは、ごみがどのように処理されるのかを簡単に説明します。
(動画をリニューアルしました。)
(YouTubeで動画が再生されます。)
【概略図】
下の設備名称をクリックすれば、各設備のことがわかります。
1 投入扉 | 6 後燃焼火格子 | 11 電気集じん器 | |||
2 ごみピット | 7 フライトコンベア | 12 排ガス洗浄装置 | |||
3 ごみクレーン | 8 灰クレーン | 13 ろ過式集じん器 | |||
4 乾燥火格子 | 9 灰ピット | 14 煙突 | |||
5 主燃焼火格子 | 10 ボイラー |
※写真をクリックすれば、「大きな写真」でご覧いただけます。
パッカー車がごみを投入する扉になります。ごみを受け入れる所で、1日に500台~600台のパッカー車が入ってきます。 ごみ搬入 動画 (Windows Media形式:14.9MB) |
容量は、17,700㎥あります。重さでは4,000tのごみを溜めておく事が出来ます。
ごみ掴み 動画 (Windows Media形式:24.7MB) |
重さは7.4トンあり、ひとつかみ約2.5トン~3トンのごみを掴む事が出来ます。これは、ごみ収集車両が積んでいる量の2台分と同じになります。
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4.5.6.焼却炉(乾燥火格子・主燃焼火格子・後燃焼火格子)
焼却炉の中は乾燥火格子、主燃火格子、後燃火格子の3段の階段状になっています。 ごみ燃焼 動画 (Windows Media形式:7.1MB) |
燃え尽きたごみ(残さい・灰)を、灰ピットへと運びます。灰は、フライト水槽という水の中を通って冷やし、飛散しないようにしています。 フライトコンベア 動画 (YouTubeで動画が再生されます。)
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灰クレーンが、灰を掴み取り、ダンプカーに積み込むところです。 1日に、100t~120tの灰を掴み取り、ダンプカーで埋立地(北港処分地)に運びます。
灰を積み込むところ 動画 (YouTubeで動画が再生されます。) |
燃え尽きたごみ(残さい・灰)を溜めて置く場所です。灰になると重さは1/5 、体積は1/20になります。 (YouTubeで動画が再生されます。) ※音声を「ON」にすると、臨場感を感じれます。 |
ボイラーは、焼却炉の上にあり、焼却炉でごみを燃やして出た熱を利用して、蒸気を作っています。
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電気集じん器では、燃焼ガス中に含まれる「ばいじん」を取り除きます。
電気集じん器の仕組み 動画 (Windows Media形式:10.7MB) |
排ガス洗浄装置では、高温の排ガスを洗浄・浄化し、約60℃のきれいな排ガスになります。
排ガス洗浄装置の仕組み 動画 (Windows Media形式:14.2MB) |
活性炭が吹き込まれ、排ガス中の「ダイオキシン類」を吸着した後、ろ過式集じん器で捕集し、きれいになったガスは煙突へ流れます。 ろ過式集じん器の仕組み 動画 (Windows Media形式:9.5MB) |
きれいになったガスを放出します。 煙突の高さは100mで、中にはらせん階段と直径1.95m(先端部は1.45m)のパイプが2本入っています。
煙突からの景色 写真
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お問合せ先
大阪広域環境施設組合 施設部施設管理課 TEL:06-6630-3353